15:00-16:30
会場 国立新美術館 [3階 講堂]
シンポジウム メディアアートの“ここまで”と“ここから”
文化庁メディア芸術祭が始まった1990年代後半は、メディアアートに大きな注目が集まり、世界中でメディアアート関連施設がオープンしはじめた時期にあたります。現在メディアアートの分野で活動するアーティストと、現代アートの状況をよく知る聞き手が、メディアアートに向けられていた期待やその状況が、その後20年間でどのように変化してきたか、今メディアアートには何ができて、何ができていないのか、そして今後の可能性について話し合います。この期間に発展をとげてきたメディアアートの軌跡を歴史化し、展示やアーカイブ化、これからの課題について共有します。
出演 藤幡 正樹(アーティスト/
元デジタルアート(インタラクティブ、ノンインタラクティブ)部門審査委員)
小崎 哲哉(編集者/
ウェブマガジン『REALTOKYO』『REALKYOTO』発行人兼編集長)
猪子 寿之(チームラボ代表)
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14:00-17:00
会場 千代田区立日比谷図書文化館 [B1階 コンベンションホール]
シンポジウム マンガ史の遠景と近景
メディア芸術祭は20年の歴史がありますが、マンガ表現自体はそれよりも遙かに長い歴史を持っています。メディア芸術祭の20年でも「変化」を見ることができますが、江戸時代から見るとより大きな「変化」を見ることもできます。江戸からの「変化」とメディア芸術祭の「変化」の両方について紹介することで、マンガ表現のこれまでとこれからを考えるとともに、マンガ史の可能性について語り合います。
出演
【第1部】
清水 勲(漫画・諷刺画研究家)
佐々木 果(漫画編集者、漫画・アニメ評論家・研究者)
【第2部】
清水 勲(漫画・諷刺画研究家)
犬木 加奈子(マンガ家/大阪芸術大学客員教授/マンガ部門審査委員)
武富 健治(マンガ家/第11回マンガ部門優秀賞『鈴木先生』)
聞き手:戸田 康太(文化庁文化部芸術文化課支援推進室メディア芸術交流係研究補佐員)
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14:00-15:15
会場 アーツ千代田 3331 [1階 コミュニティスペース]
トーク アニメーションの20年の変遷
文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の中でも、特に劇場アニメーション、テレビアニメーション、オリジナルビデオアニメーションの受賞作品に焦点をあて、この20年間の軌跡を振り返ります。未来のアニメーション像を描き出すとともに、本企画展の上映プログラムの見どころを紹介します。
出演 氷川 竜介(アニメ・特撮研究家/明治大学大学院客員教授/
元アニメーション部門審査委員)
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17:00-18:15
会場 アーツ千代田 3331 [1階 コミュニティスペース]
MIND THE GAP!! メ芸映像表現の20年
アート映像、アニメーション、ミュージックビデオなど、文化庁メディア芸術祭には様々な映像表現が集まります。シン・芸術祭としてスタートした文化庁メディア芸術祭。ジャンルの横断やキャリアの混在によるごちゃごちゃとした「シャッフル感」がもたらしてきた独特の雰囲気について語り合います。隙間や隙にこそ可能性があるのかもしれません。
出演 石田 尚志(画家/映像作家/多摩美術大学准教授/アート部門審査委員)
澤 隆志 (映像作家/キュレーター/
「イメージフォーラム・フェスティバル」前プログラム・ディレクター)
モデレーター 小出 正志 (アニメーション研究者/東京造形大学教授/
元アニメーション部門審査委員)
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