ビッグデータの新しい価値を見出すために、データビジュアライゼーションが注目を浴びています。その一方で、ビッグデータビジュアライゼーションは、膨大な量のデータを扱うための仕組みや、高速に美しいグラフィックを描画するための土台を構築するのに多くの時間を要します。この課題に対し、Takram は地理情報を持ったビッグデータをビジュアライズするための汎用プラットフォーム「Theodolite」を開発しました。Theodolite は3D 空間上に仮想の地球儀を描画し、詳細な地図上にオブジェクトを描画するための様々な機能を提供します。地図上にデータに基づいたグラフィックを描画することで、数値やグラフなどでは把握の難しい大規模で複雑なデータを、上空から眺めるように俯瞰することが可能です。