1986年、少年だった作者がテレビを通してリアルタイムで目撃した、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故をモチーフに描かれたアニメーション作品。すべてのフレームをドローイングで制作し、抽象的な形と色彩のみで淡々と展開するアニメーションに、事故当時のリアルなナレーションを効果的に用いている。実際の事件をモチーフとすることで、人類の発展と同時にもたらされる悲劇を象徴的に突き付ける。