マサチューセッツ工科大学所属の研究者、ベン・フライとケーシー・リースが開発したオープンソースプロジェクト「processing」は、2000年代以降のグラフィカルなインタラクティブ作品の制作において、幅広く使用されている総合開発環境である。2001年のリリース以降、アーティストのみならず、学生、研究者、デザイナーらが活用し、現在も様々なカスタマイズが継続している。文化庁メディア芸術祭では「processing」の公式ウェブサイトが推薦対象となった。