アニメーションと劇画を融合した「劇メーション」と呼ばれる方法で構成された映画。主人公は、両親が惨殺された上、実家である寺の仏像を盗まれた女子高生、紅子。やがて彼女は両親と仏像が融合したかのような「仏像人間」と遭遇し、京都で相次ぐ謎の仏像盗難事件とともに物語が展開していく。本作では冒頭と終盤に実写シーンも挿入され、仏像と人間が融合する奇想天外なストーリーが繰り広げられる。