プレイステーション用ソフトの国内出荷本数412万本を超える記録的なヒットを飛ばした、2000年を代表するゲームソフトである。シリーズ初の3次元表現を取り入れる一方、キャラクターなどはリアルな表現を抑えた演出がなされ、ゲームの面白さが見かけの写実性によるものではないことを改めて印象づけた。しっかりしたシナリオに基づく物語の完成度とともにロールプレイングゲームの真骨頂を示した作品。